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画材や文房具のことをご紹介しています!

水彩色鉛筆の基本的な使い方について

水彩色鉛筆は、水に溶ける色鉛筆で、塗り絵やイラストなどに手軽に使えるのでおすすめの画材です。そんな水彩色鉛筆の基本的なことや、使い方などご紹介します。

水彩色鉛筆の見分け方

色鉛筆と同じ形なので、ぱっと見ただけでは水彩色鉛筆かどうか見分けるのは難しいかと思います。そこで、色鉛筆の軸をチェックしてみて下さい。筆のマークがついていたら水に溶けます。
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もしかしたら、水彩色鉛筆か気づかないで色鉛筆として使ってるものがあるかもしれません。マークが入ってない場合は、一度水で溶けるか試してみるといいですよ。油性だと水に溶けません。

色見本を作る

色見本とは、色鉛筆で描いたときと溶かしたときの色がどのようなものか一目でわかるものです。芯や軸の色と同じ色ではない場合があるためです。さらにメーカーが違うと同じ色の名前でも、微妙に色が違ったりして、自分の出したい色にならない場合があります。また、持っている色の確認もできます。
まず画用紙など、少し厚手の紙を用意します。そこに、水彩色鉛筆で少し横長に長めに描きます。そして、水筆で1番端を溶かします。右左どちらでも大丈夫です。さらにわかりやすくしたいなら、薄い色から書いてだんだん濃くして、最後は溶かします。色名や、色番を書いておきます。
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色番などは水彩色鉛筆で描く前に全部まとめて書いても、塗りながら書いても大丈夫です。自分がわかりやすければ、どんな塗り方でも大丈夫です。なるべく1枚にまとめると見やすいです。発色の良さもわかるので、楽しみながら色見本を作ることができます。

水彩色鉛筆を削る

色見本を作る前に削ってもどちらでもいいと思います。購入してすぐ使えるように色鉛筆が削ってありますが、芯が短いです。
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水筆から直接色を取る方法があるのですが、この方法を使うには芯を長めに出るようにカッターで削ると使いやすいです。水彩色鉛筆によっては柔らかいものもあるので、鉛筆削りでは折れてしまうものもあります。カッターで削る際は怪我にご注意下さい。

色鉛筆としての使い方

水彩色鉛筆の特徴は、色鉛筆より少し柔らかいところです。重ね塗りもできて、力を入れずにむらなく塗りやすいです。もともと柔らかい芯の水彩色鉛筆だとあまり力を入れすぎるとポキッと芯が折れてしまう場合もあるのでご注意下さい。色鉛筆として使っているという方もたくさんいらっしゃいます。私のおすすめは、中硬質のステッドラーのカラトです。折れにくいのでつかいやすいです。
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水彩色鉛筆を水で溶かす

では、水彩色鉛筆としての使い方をやってみましょう。1番手軽で簡単なのは、水彩色鉛筆で紙に描いて、上から水筆でなぞって溶かすという方法です。
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水筆がない方は、普通の筆で水で溶かしても大丈夫です。ですが、あまり水が多すぎると溶けすぎたりしますので注意が必要です。水が垂れない、筆がしっとりした状態がちょうどよく感じます。この水の分量によっても表現方法が変わってきます。溶かしてもなんだか薄いと思ったら、乾いてからまた色鉛筆で塗って水で溶かすこともできます。
水彩色鉛筆の濃度は、溶かす場合は濃すぎると綺麗に溶けない場合もあります。中間くらいをイメージしています。
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薄い色から筆を入れると馴染みやすいです。濃い色から筆を入れると混色されたり、濃い色が強く感じるときがあります。こちらは全部溶かさずに水筆でなぞりました。溶かし方は、アナログさを出したいならあえて全部色を溶かさずに、色鉛筆のタッチを残すことができます。

水彩色鉛筆の芯から色を取る

色鉛筆の跡を残したくない、水彩らしく仕上げたい、色を濃くしたい場合などに使っている方法です。水筆でを芯に当てて、撫でるようにして色をとります。
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そうすることで、色が溶けて水筆にくっつきます。固形水彩のようなやり方です。この時、絵の上で色を取ると、うっかり色を飛ばしてしまうことがありますので…ちょっと離れたところで色を取りましょう。

その他の使い方

水を敷いた上に水彩色鉛筆を直接あてると、芯が溶けつつ濃く描くことができます。絵の上で色を取ると飛ばしてしまうと書きましたが、これはスパッタリングという技法として使えます。丸い感じで色を飛ばしておしゃれになるというもの。芯から水筆で色を飛ばすだけなので簡単です。こちらのイラストにはそれらの技法を使っています。
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早速使ってみよう!

水彩色鉛筆を使うときに注意することは、色を塗って、濡れた状態だと隣の色が混ざってしまうことです。なので、混ざって欲しくないときは、しっかり乾かすことが重要です。隣り合わないところから塗っていくと安心ですよ。塗り絵だと、混ざって欲しくないところが多いかと思います。全体を見ながらあちこち塗ってみると完成が早いです。混色もできるので、一度パレットに色を出して混ぜるか、芯から色を取りつつ混ぜる方法もあります。
私はとてもせっかちなので、乾くのを待つのが嫌いです。一度に絵を3枚くらい同時進行で描いたりもします。

紙について

水彩と描いてあるものだと、失敗しにくいです。画用紙でも充分に描けます。私はマルマンのスケッチブックをよく使っています。
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さらに、お絵描きの練習には落書き帳やぺらぺらなメモ帳にも描けます。石やプラ板、布にも描けるようなので、いろいろ挑戦するのも楽しいかもしれないです!

ペン入れについて

水を使うので耐水性のペンが便利です。よく使うのはサクラクレパスのピグマです。
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水彩らしくしたいなら、鉛筆、油性色鉛筆、ダーマトグラフも溶けないので使えます。
塗り方にはルールはないので、好きな方法で塗ってみてください!他の画材とも合わせやすいので、楽しみ方はいろいろありますよ!